東京藝術大学音楽学部声楽科卒業。アカンサス音楽賞、同声会賞を受賞。同大学院を首席にて修了。大学院アカンサス音楽賞、武藤舞賞を受賞。 在籍中より「第６２回藝大メサイア」、「三越の第九」等でソリストに選出された他、JTアートホール主催「期待の音大生によるアフタヌーンコンサート」に出演。その後もJ.S.バッハ作曲『ヨハネ受難曲』、『マタイ受難曲』、W.A.モーツァルト作曲『レクイエム』等のソリストを務め、様々な合唱団と共演。また、バッハ・コレギウム・ジャパンの声楽メンバーとして国内外の演奏会や録音に参加する他、近年では古楽界の巨匠トレヴァー・ピノック氏とソリストとして共演を果たすなど、宗教曲の演奏に定評がある。 ２０１８年よりイタリアに渡り、各地でW.A.モーツァルト『ドン・ジョヴァンニ』、G.ロッシーニ『セヴィリアの理髪師』各題名役、G.ドニゼッティ『愛の妙薬』ベルコーレ役を演じるなど、オペラの分野でも好評を博す。また、2020年より北区文化振興財団が主催する「北とぴあ国際音楽祭」に参加。フランス・バロック・オペラに出演するなど、さまざまな様式の作品に取り組んでいる。